介護施設での生活相談員の仕事はどんなものでしょうか。

介護施設というと、介護が必要な人が入所する施設だとすぐに想像できます。
その利用者のお世話や調整をすることだけが、実は仕事ではありません。
介護施設には、通所デイと呼ばれる通いで利用する人もいます。
またショートステイといって、短期間だけのお泊り利用の人もいます。
また利用者の具合が悪くなったときには病院に行かなくてはいけないなどの病院連携や家族連携も必要となります。
そのため介護施設で働く生活相談員は、幅広く調整をしていく必要があるのです。

また介護施設での生活相談員は、その窓口になっていることが多いです。
そのため、これから入所を考えている人からの問い合わせに対応し、入所に関する相談を受けなくてはいけません。
また入所後どうするべきかを家族を交えて話し合う必要があるのです。

また苦情に関する対応も重要な役目です。
利用者が入居してしまうと家族と離れて生活することになります。
気にかかることがあったりすれば家族からの問い合わせもあることでしょう。
介護施設は時に利用者が多いので、全体を把握することは簡単ではありません。
しかしながら、一つ一つのことに対応するためには、やはり全体をよく把握しておくことが大切です。

ここまで介護施設における生活相談員の仕事についてみてきましたが、大切なことはやはり相談を受けること、そして調整をすることです。それが一番の要になるでしょう。